【映画】ICHI(少しだけネタバレあり) [映画]
本日、公開初日を迎えた『ICHI』を見てきました。
主人公『市』を演じる綾瀬はるかが次々と斬っていくストーリーは見ごたえあり!
2002年公開の『ピンポン』以来の【窪塚洋介】VS【中村獅童】にも注目!
『なに斬るかわかんないよ。見えないんだからさ・・・』 何をするのもいつもひとり、他人を寄せ付けない女。ある時を境に消息を絶った男を捜している。生きることに投げやりだが、本当は心の痛みを抱えている。 |
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『市は、絶対に渡さない』 由緒正しい武術指南役の武家の長男で、なぜか刀を抜けない侍。人を斬れない理由は幼い頃に・・・。 |
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『立派な親父を持つと、ついつい別の道を歩きたくなっちまう』 宿場町を仕切る白河組の2代目。父親を心の底では尊敬しながらも、その正しさゆえに反発してしまう。 |
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『一度堕ちた人間は、二度と真っ当には戻れねぇんだ』 万鬼党のボス。顔の半分を奇妙な仮面で隠す不気味な男。かつては幕府の指南役に推奨されるほど、剣術の腕前を誇った高名な武士。 |
※ここからネタバレがありますので、ご注意ください!!
市は三味線を弾きながら唄う盲目の女旅芸人、瞽女(ごぜ)。
瞽女は、集団で旅をしながら三味線と唄で暮らしを立てる盲目の女たちのこと。
彼女たちには戒律があり、男と関係を持ったものは一座を追われ、離れ瞽女となる。
市も例外ではなく、男性と関係を持ってしまい、離れ瞽女となってしまう。
そんな市だが、実は、逆手居合い斬りの達人。
盲目の男にその技を教わったのだが、盲目の男はある日を境に消息を絶ってしまう。
その男を捜すため、市は旅を続けている。
市はある事件をきっかけに、刀を抜けない侍、十馬と出会う。
そこから、躊躇いもなく斬る瞽女と人を斬れない侍とのストーリーが展開されていく。
ストーリーの前半で、市が男たちを斬るシーンが多々あります。
血が飛び散るシーンが次々と出てくるのですが、
そのCGの美しさには、とても感動しました。
後半の白河組VS万鬼党の戦いでは、迫力ある映像で、とても楽しめました。
ひとつ気がかりなのは、十馬は最後死ぬ必要があったのかということです。
まぁ十馬が死んでしまったことで、市は万鬼を斬ることを決意したのかも知れませんが。
市と十馬の恋は結局実らずと言う結末がちょっと残念でした。
もしかしたら続編の話があって、次回に続くような結末が必要だったとか・・・。
北野武監督の『座頭市』を見ていないので、比べようがありませんが、
一つの映画として、非常に面白かったと思います。
といった感想です。
今回の映画は・・・・
★★★★★
映画 ICHIの公式サイトはこちら
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